かすみん日記

暇なときに何か喋ります

【LaTeX】vscodeで「てふてふ」する!

Atomを使ってTeXを書いてたが、間違えてアプデしたりなんか勝手に仕様変更されたりやらでもう使えなくなっちゃったので、エディタをvscodeに切り替えた。

ということで、vscodeの設定をメモっておく。

 

目次

1. vscodeのインストール

2. 拡張機能 LaTeX Workshop を導入

3. LaTeX Workshopの設定を変更

4. タイプセット!!

5. コメント

 

 

1. vscodeのインストール

公式サイトからダウンロード

code.visualstudio.com

 

2. 拡張機能 LaTeX Workshop を導入

vscodeを起動して、左側の四角いタブを開いて「latex」と検索して一番上に表示される「LaTeX Workshop」をインストール。

f:id:geniusium:20180614200631p:plain

3. LaTeX Workshopの設定を変更

latexmkを使ってタイプセットするらしいがこの辺はよくわからない。

初期設定ではengineがpdflatexになっているのでこれをplatexとかに変える。

Macなら[⌘ + ,]で、winなら[Ctrl + ,]でユーザ設定を開き、以下のリンクから自分の環境に合わせて設定をコピーしてきて、ユーザ設定のところにペースト。

Visual Studio Code/LaTeX Workshop - TeX Wiki

f:id:geniusium:20180614201809p:plain

補足:

僕の場合はMacpLaTeXを使用するので、ユーザ設定は以下の通り。

"latex-workshop.latex.tools": [
  {
    "name": "latexmk",
    "command": "latexmk",
    "args": [
      "-e",
      "$latex=q/platex %O -synctex=1 -interaction=nonstopmode -file-line-error %S/",
      "-e",
      "$bibtex=q/pbibtex %O %B/",
      "-e",
      "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/",
      "-e",
      "$makeindex=q/pmendex %O -o %D %S/",
      "-e",
      "$dvipdf=q/dvipdfmx %O -o %D %S/",
      "-norc",
      "-pdfdvi",
      "%DOC%"
    ]
  }
],

 

4. タイプセット!!

この設定が済めばもうタイプセットできるようになっているはずである。

texファイルをvscodeで開き、[⌘ + s]で保存すると自動でタイプセットされる。

 

5. コメント

これにてAtom卒業。Atomよりvscodeの方が軽いしね。

マカーなのにvscodeを使うというのは何だかあれだが。。。

 

Raspberry Pi 時刻設定(未解決)

現在時刻が合わなくてGoogle検索とかできない。

とりあえずその場しのぎだけ。

 

参考

ytyaru.hatenablog.com

 

ntpdateのインストール

sudo apt-get install ntpdate

 

手動で時刻設定

date --set='2018/04/16 11:10:20'

 

確認

date

 

 

問題点

ラズパイを起動するたびに時刻設定しなければならない。

 

【LaTeX】\secdef の意味

book.clsの中の \chapter の定義

\newcommand\chapter{\if@openright\cleardoublepage\else\clearpage\fi
\thispagestyle{plain}%
\global\@topnum\z@
\@afterindentfalse
\secdef\@chapter\@schapter}

の最後の行にある \secdef の意味。

 

もし \foo

\def\foo{<tokens>\secdef\fooA\fooB}

 のように定義されているとき、\foo が呼ばれた場合には

<tokens>\fooA

が実行され、\foo* が呼ばれた場合には

<tokens>\fooB

 が実行される。

 

 

参考 

tex.stackexchange.com

 

 

追記(2018/09/20) 

\foo なら \fooA,  \foo* なら \fooB

と出力するマクロを書きたいなら\@ifstarを使って

\newcommand\foo{\@ifstar\fooA\fooB}

と書こう。

アットマークを使うので、プリアンブルに書くときは

\makeatletter ~~~ \makeatother

としよう。

 

 

 

【LaTeX】emath の導入 for mac

大熊さんのemathが(多分)使えるようになったのでメモ。

普通にLaTeXが使える状態を前提とします。

環境

はいしえら


目次
  1. emathパッケージのインストール
  2. perlと連携
  3. タイプセット
  4. 参考文献
 
 
1. emathパッケージのインストール
emathパッケージのDL
 emathに飛んで、「こちら」→「入口」と進み、目次ページにたどり着く。
「丸ごとパック」 からemathf051107c.zipを、 「訂正版」から「1.スタイルファイルの訂正版 emathc180127」をDL。数字は同じとは限らない。
 emathf051107c.zipを解凍し、その中にあるsty.zipも解凍。emathc180127.zipを解凍し、emathc180127(訂正版の方)の中身を全部emathf051107c(丸ごとパックの方)の中にあるstyの中へ移動。すべて上書きする。

emathパッケージの配置
emath.styの置き場所のページに従って、emathパッケージを配置する場所を探す。
配置する場所がわかったら、そこにemathf051107cを移動させる(styファイルだけでもよい)。
僕の場合、 /usr/local/texlive/texmf/tex/emath/emathf051107c/sty という風に配置しています。
emathパッケージを配置したあと、
sudo mktexlsr
を実行する。(パッケージリストの更新)


2. perlと連携
perlのインストール
macには元々perlがインストールされているらしいので省略。
ターミナルで
perl -v
と打ち
This is perl 5, version 18, subversion....
とバージョンが表示されればperlは正常に動作している。
PATHが通っていない場合
  'perl' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
  操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されていません。
と表示されるらしいので、その時は頑張ってPATHを通す。

perlのライブラリファイルのDL
emathから目次のページまで行き、「訂正版」から「2. perl との連携用スクリプトファイルの訂正版 emathpl130521 (emathpl16.zip)」をDL。

perlのライブラリファイルの配置
emathpl16.zipを解凍してemathpl16の中にある
   BignCr.pl    degsine.pl    emath.pl    nCr.pl
の4つのファイルをしかるべき場所へ置く。
しかるべき場所は以下のようにして調べる。
ターミナルで
perl -V
を実行し(Vは大文字)、最後の方に表示される
@INC:
の次の行からperlのライブラリファイルを配置し得る場所が表示されている。
そのうちの好きなところに上記の4つのファイルを置く。 
僕の場合、/Library/Prel/5.18 の中に配置しています。


3. タイプセット 
これまでの操作でタイプセットできるようになっているはずなので、サンプルファイルを見つけてきてタイプセット。ただし、perlと連携するにはオプション
-shell-escapeを付けて
platex -shell-escape 〇〇.tex
とタイプセットしなければならない。エラーなく実行されれば、あとは普通に
dvipdfmx 〇〇.dvi
と打てばPDFができる。


4. 参考