かすみん日記

暇なときに何か喋ります

【LaTeX】\newenvironment で空白が挿入されてしまう

症状

\newenvironmentで環境を入れ子すると、頭に半角スペースが挿入されてしまうことがある。(されない時もある。)

半角スペースが挿入されてしまうところに \ignorespaces を入れることで解決した。

入力(tex

\documentclass{jsarticle}
\usepackage{framed}

\newenvironment{myframed1}{%
    \vspace{-1zw}%
    \begin{oframed}%
}{\end{oframed}}

\newenvironment{myframed2}{%
    \vspace{-1zw}%
    \begin{oframed}%
    \noindent%
}{\end{oframed}}

\newenvironment{myframed3}{%
    \vspace{-1zw}%
    \begin{oframed}%
    \noindent\hspace{-0.33em}%
}{\end{oframed}}

\newenvironment{myframed4}{%
    \vspace{-1zw}%
    \begin{oframed}%
    \noindent\ignorespaces%
}{\end{oframed}}

\begin{document}

これは普通。段落で始まる。
\begin{myframed1}
  ああああああああああああああああああああああああああ\par
  あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
  あああああああああああああ
\end{myframed1}

\verb|\noindent|は効いてるが、そのあとに半角スペースが入ってる。
\begin{myframed2}
  ああああああああああああああああああああああああああ\par
  あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
  あああああああああああああ
\end{myframed2}

\verb|\hspace|でその場しのぎ。
\begin{myframed3}
  ああああああああああああああああああああああああああ\par
  あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
  あああああああああああああ
\end{myframed3}

\verb|\ignorespaces|というのがあるらしい。これ採用。
\begin{myframed4}
  ああああああああああああああああああああああああああ\par
  あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
  あああああああああああああ
\end{myframed4}

\end{document}

出力(pdf)

f:id:geniusium:20180920140123p:plain

gnuplotからTikZを介してpdfを生成

gnuplotでグラフをpdfで作成したい。直接pdfに出力できるが、LaTeX(TikZ環境)を介した方法があったのでメモ。

LaTeX, gnuplot はインストール済みとする。

 

環境:Mac, texlive 2016.

 

gnuplotの出力切り替え

gnuplotを起動して、set terminal (または set term)と打つと、出力先の一覧が出る。

set terminal ◯◯ で切り替えられる。

例えばこんな感じ:

 gnuplot > set terminal pdf
 gnuplot > set output "graph.pdf"
 gnuplot > plot sin(x)

 

TikZ形式で出力

直接pdfを作るのではなく、LaTeX (TikZ環境)を経由することでより美しいグラフのpdfを作ることにする。

 

出力先をtikzにしてプロットすると、tikz環境の形式でtexファイルが出力される。

 gnuplot > set terminal tikz
 gnuplot > set output "graph.tex"
 gnuplot > plot sin(x)

gnuplot-lua-tikz.sty の生成

これでできたtexファイルを読み込んでタイプセットすればpdfが作られるのだが、それにはスタイルファイル gnuplot-lua-tikz.sty が必要。インストールしたgnuplotのパッケージ内にも存在すると思うが、探すのが面倒なので然るべき場所に新しく生成することにする。

ターミナルで

texlive/texmx-local/tex/latex/gnuplot

に移動する。(ディレクトgnuplotは自分で生成)

gnuplotを起動して、以下のコマンドを入力。

 gnuplot > set terminal tikz createstyle

すると以下の4つのファイル

が生成されるはず。

最後にターミナルから sudo mktexlsr を実行してls-Rファイルを更新。(多分 sudo 必要)

 

タイプセット

あとはgnuplotで出力したgraph.texを以下のようなtexファイルで読み込み、タイプセットすればpdfが生成される。

\documentclass[dvipdfmx]{standalone}
\usepackage{gnuplot-lua-tikz}
\usepackage{tikz}

\begin{document}
 \input{graph.tex}
\end{document}

 

参考

qiita.com

 

【Mac】Safariで文字入力中フリーズする

環境

 

症状

なんだか最近、Safariで文字入力中フリーズするようになった。キャッシュとか消しても治らないし、ネット見てみるとOSのバグでどうしようもない(アプデ待ち)らしい。

しかし一応、解決法があるらしいので記す。

 

参考

www.doyagao.info

 

方法

左上のステータスバーのリンゴから

  システム環境設定→キーボード→ユーザ辞書

と進んで

  Touch Barに入力候補を表示

チェックボックスを外す。

 

副作用

Touch Barで文字入力変換ができなくなる。

 

 

 

 

【LaTeX】vscodeで「てふてふ」する!

Atomを使ってTeXを書いてたが、間違えてアプデしたりなんか勝手に仕様変更されたりやらでもう使えなくなっちゃったので、エディタをvscodeに切り替えた。

ということで、vscodeの設定をメモっておく。

 

目次

1. vscodeのインストール

2. 拡張機能 LaTeX Workshop を導入

3. LaTeX Workshopの設定を変更

4. タイプセット!!

5. コメント

 

 

1. vscodeのインストール

公式サイトからダウンロード

code.visualstudio.com

 

2. 拡張機能 LaTeX Workshop を導入

vscodeを起動して、左側の四角いタブを開いて「latex」と検索して一番上に表示される「LaTeX Workshop」をインストール。

f:id:geniusium:20180614200631p:plain

3. LaTeX Workshopの設定を変更

latexmkを使ってタイプセットするらしいがこの辺はよくわからない。

初期設定ではengineがpdflatexになっているのでこれをplatexとかに変える。

Macなら[⌘ + ,]で、winなら[Ctrl + ,]でユーザ設定を開き、以下のリンクから自分の環境に合わせて設定をコピーしてきて、ユーザ設定のところにペースト。

Visual Studio Code/LaTeX Workshop - TeX Wiki

f:id:geniusium:20180614201809p:plain

補足:

僕の場合はMacpLaTeXを使用するので、ユーザ設定は以下の通り。

"latex-workshop.latex.tools": [
  {
    "name": "latexmk",
    "command": "latexmk",
    "args": [
      "-e",
      "$latex=q/platex %O -synctex=1 -interaction=nonstopmode -file-line-error %S/",
      "-e",
      "$bibtex=q/pbibtex %O %B/",
      "-e",
      "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/",
      "-e",
      "$makeindex=q/pmendex %O -o %D %S/",
      "-e",
      "$dvipdf=q/dvipdfmx %O -o %D %S/",
      "-norc",
      "-pdfdvi",
      "%DOC%"
    ]
  }
],

 

4. タイプセット!!

この設定が済めばもうタイプセットできるようになっているはずである。

texファイルをvscodeで開き、[⌘ + s]で保存すると自動でタイプセットされる。

 

5. コメント

これにてAtom卒業。Atomよりvscodeの方が軽いしね。

マカーなのにvscodeを使うというのは何だかあれだが。。。

 

【Raspberry Pi】Magic Mouseが使えない。

Raspberry Pi 3にAppleMagic Mouse 3をBluetoothで接続して、カーソルを動かすことはできたが、スクロールが効かない!!

残念。有線マウス買うかぁ。100円ぐらいで売ってないかなぁ。

Raspberry Pi 時刻設定(未解決)

現在時刻が合わなくてGoogle検索とかできない。

とりあえずその場しのぎだけ。

 

参考

ytyaru.hatenablog.com

 

ntpdateのインストール

sudo apt-get install ntpdate

 

手動で時刻設定

date --set='2018/04/16 11:10:20'

 

確認

date

 

 

問題点

ラズパイを起動するたびに時刻設定しなければならない。